Meeting―週1回の「班会」


活動の基本は週1回の「班会」です。住んでいる地域や職場、学園ごとに活動する仲間が集まり、みんなで活動プランを考えています。各地の班活動をご紹介します。

新入職員の要求にこたえて「ラーメン企画」を開催 渋谷・職場班

渋谷職場班では、新入職員Aさんの「ラーメンを食べたい」という思いにこたえて、お互いのおすすめ店を一日でまわる「ラーメン企画」を行いました。事前にお互い「食べたら人生が変わる店がある!」「ここのラーメン屋がうまいと聞いたことがある!」とおすすめのお店を出し合い、3店舗をまわることに。

企画当日、事前に決めていた店が定休日であることが判明するというハプニングもありましたが、急きょおすすめのお店を出し合い、事なきを得ました。2店舗は近所だったのでまとめて行きましたが、なかなか量も多く「これ3軒回れるかな…」という声も。結局、腹ごなしをしてから3軒目に行きました。3軒目は量もちょうどよく、難なく完食。Aさんは、企画の前日にもラーメンを食べに行っていたため、「どこもおいしかった。けど、1週間はラーメン食べなくていいや」と一日の感想を話してくれました。

後日まわりの職員に企画を話すと、「そんな面白い企画があったなら自分も行きたかった」と好反応。班では今後もラーメン企画を続けていこうと話し合っています。

 

戦争体験を聞く会で戦争反対の思いを改めて強くした 学生班

ある学生班では、原水爆禁止世界大会に参加した同盟員の「被爆者の話を聞いて、もっと当時のことを知らないといけないと思ったから、戦争体験者の話も聞いてみたい」という思いにこたえて、「戦争体験を聞く会」を行いました。

 18歳で終戦を迎えました。年上のいとこは、昭和12年に招待令状を受け取って、1年で帰ってきて、また召集されるというのを繰り返していました。いとこから「中国人にひどいことをやった」と聞きました。私は16歳の時に東京で、工場で戦車の部品をつくっていました。隣接する他の工場が爆撃されたこともあります。自分がいた工場も銃撃「バタタタタ」という音がしました。その後、近くの海にB29が墜落したとき、助かった米軍人を日本人が殺していました。戦争でたまったストレスを爆発させたのだと思います。
 終戦が近づくにつれ、アメリカ軍の飛行機が大量にきていました。家でも、会社でも、学校の敷地で戦うための訓練をしていたときも空襲にあいました。家のなかをバラバラと焼夷弾がおちていく音が忘れられません。終戦間際になると、イタリアが降伏し、ドイツではヒトラーが自殺し、日本もどうなるか不安もありましたが、「いや、神国日本が負けるわけない」と信じていました。玉音放送を聞いたとき、何を言っているのか内容がわかりませんでしたが、灯火管制がなくなり、近所の家々の明かりを見てほっとしました。
 私は戦争が憎い。いま、戦争させないためにたたかうのが生きがいです。

話を聞き終わっての感想交流では、「自分も焼夷弾が落ちてくる情景がうかんできた」、「当時の生活感がわかってよかった。兵器をつくっていたことや、B29が墜落したときに米軍人を日本人が殺したこととか、神国日本というのは今では考えられない。けどそういうのを繰り返しちゃいけない」、「戦争は繰り返しちゃいけないし、戦争法反対のためにがんばりたい」と交流。書物を読むだけではわからない戦争のことを学びました。

農業体験で農家の方々の偉大さを実感 北多摩学生班

北多摩学生班では、「農業体験をしてみたい」「自分が食べ物をつくるときにどんな苦労があるのか知りたい」「農家がどんな実態に置かれているかも学んでみたい」という同盟員の声から出発して、農業体験をすることに決めました。調べてみると、農園内の畑を、定められた区間をレンタルし、半年から1年かけて野菜を育てることができる農園があることが判明。1日体験をイメージしていたので、「半年間やらなきゃいけないけどどうしようか?」と改めてみんなで相談。その結果、チャレンジすることに決め、約半年間畑に通って大根・水菜・白菜・カリフラワーなどの野菜を育てました。

育ててみると、「自分で植えた野菜が何だかかわいく見えてくる」という感想も飛び出し、食物をつくる大変さや、収穫の喜び、農家の方々の偉大さを学ぶことができました。

「車いす体験で車いす利用者の苦労がわかった」 南多摩地域班

南多摩地域班では、普段、車イスを利用して生活しているBさんから「みんなに車イス体験をしてほしい。日常生活の中で自転車とぶつかりそうになるなど、大変な場面がある。月1回都心に仕事で行く用があるが、電車の乗り降りが怖い。その大変さや恐怖心を知ってほしい」という声が出されました。その声にこたえて、実際に車イスに乗って車道を行く体験をすることに。

当日は、Bさんの介助をしている方からレクチャーを受けてから体験開始。体験してみると、「歩道には傾斜があって進みにくいので、結局車道を通るのが一番楽」「車が通ると車が自分にぶつかってくるのではないかという感覚を覚えた」「バリアフリーの充実を図っていくのが大事であることを実感した」などの感想が出され、車いすに乗ってみないとわからない怖さや大変さにたくさん気づきました。